今日の記事もドイツの回顧録です。

ヴュルツブルクから電車で1時間くらいのところに

ロマンティック街道の宝石と言われる都市「ローテンブルク」があります。

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ローテンブルクの起源は、970年頃に創設されたデトヴァングという小教区に遡ります。

現在のデトヴァングはローテンブルクから1kmくらい離れたところにありますが、

当時はその場所に皇帝の城が築かれていたそうです。


(城壁に登る階段)
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その後1142年に今の場所に帝国の城が移築され、

1170年にローテンブルク市が設立されるに至りました。


(遥か先まで続く壁伝いの通路)
IMG_3801.jpg

当時の町の中心は市場とヤコブ教会でしたが、街を城壁で囲み、要塞のように作り上げていく街づくりは

既にこの頃から始まっていたそうです。


(展望台への道。まるで梯子のような険しい階段が続きます)
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この時代の遺物として、古い地下室や牛乳市場などが今でも残っています。

更に13世紀になると、本格的に街の要塞化が進み、レーダー・アーチやマルクス塔のような

今も現存する塔や城壁が作られました。


(階段を上から見たところ。登るのも大変ですが、降りるのはもっと大変!)
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1274年にローテンブルクはハプスブルク家から帝国都市の特権を与えられました。

時を同じくして市内には3つの市場が作られ、その後の数世紀にわたる発展の土台となりました。


(階段を登ったところにある展望台)
IMG_3775.jpg

1350年には皇帝から徴税権と関税権を認められ、

この頃からローテンブルクは帝国自由都市と見られるようになりました。


(展望台の窓からローテンブルクを一望できます)
IMG_3783.jpg

なお、帝国自由都市とは、地方領主や司教の統制下でなく、

皇帝直属の地位におかれて自治を行使した都市を言うそうです。


(街全体を城壁に囲まれている様子が分かります)
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次回はローテンブルクの中心街をご紹介しますね。

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Comment

[3799]

おとぎの国にようですね。
歴史のある街なんですね。
階段を登るのは大変でしたか?
街中の様子も楽しみです。

[3800]

ママンさん、こんばんは~
いつもコメントありがとうございます。

ローテンブルクは一つ一つの建物がメルヘンで、
まるでおとぎの国のようでした。
景観を崩さないように、街全体に配慮が行き届いているのが分かりました。
階段はすごく急で、
何度も昇り降りしているうちに、足が言うことを聞かなくなってしまいました。
海外旅行に無理は禁物ですね。

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